マネーライフ
2017/12/13

副業で収入アップ?労働収入と不労所得の違い

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)
安定した職に就き、大した贅沢もしていないのに、なぜか給料日前になるとお金が残らないという声をよく聞きます。もう少し収入があればと、副業を考え始める人も多いですが、忙しく他の仕事をする時間が取れない人や、そもそもどのような方法で副収入を得ればいいか分からない、という人もいるでしょう。

今回は、労働をする場合より短い時間で得られる収入「不労所得」という考え方と、その種類について紹介します。

労働収入と不労所得の違い


普通の人が会社で働いて得る給与などの収入を「労働収入」と言います。この労働収入を得るためには、当然ながらそれ相応の労働時間が必要になります。アルバイトで働く場合は時給○○円と決められていることがほとんどですし、例えばフリーの翻訳家の人であれば、昨日いくら頑張って翻訳をしたとしても、今日何もしなければ今日の収入はゼロです。

対して、不労所得というのは、単純に「働かなくても入ってくるお金」という意味ではありません。「不労」という文字のせいで誤解されやすいのですが、全く働かなくてお金が入る錬金術はありません。不労所得の本来の意味は、あらかじめ仕組みを作ることで継続的にもたらされる収入のことで、例えば不動産やアフィリエイトなど、仕組みを作るまでは勉強や労働が必要になります。また、その後も定期的に見直しやメンテナンスが必要なものもあります。

不労所得の種類


一口に不労所得といっても、さまざまな種類があります。代表的なものを5つ紹介しますが、それぞれに向き・不向きがありますので、自分にどれができそうなのか、見ていきましょう。

1. アフィリエイト
まずは、実践している人も多いアフィリエイトです。これは、インターネット上のサイトで商品を宣伝・紹介して、商品が売れたら売上の何%かをもらう仕組みのことです。

料理やファッション等、自分の趣味や特技の分野でアフィリエイトをしている人も多く、比較的始めやすいですが、どのような商品をどのように紹介するか、他のサイトとの差別化をどうするか等、センスが問われるところがあります。

2. 動画サイトへの投稿
同じくインターネットを使うものに、動画サイトから広告収入を得るという方法があります。サイトに動画を投稿し、中に広告を入れることで、その再生回数に応じて収入を得るという仕組みです。動画投稿で収入を得る場合、多くの人に見てもらえるような内容が求められます。また、著作権の侵害にあたる場合があることにも注意が必要です。

3. 印税
専門的な知識が豊富な人や、文章を書くことが得意な人には、本を出版し印税を得る方法もあります。働きながら本を出版し、日本を代表する賞を取った人もいます。ただし、現在は出版不況とも言われ、出版自体が難しい上に売上部数も期待できないので、難易度の高い方法といえます。

4. 不動産投資
不労収入といえば真っ先に思い浮かぶのが不動産という人も多いと思います。これは自分でアパートやマンションを保有し、その部屋を人に貸すことで定期的に家賃収入を得る方法です。節税効果をうたうものや、高い利回りが示されているものもありますが、始めるのにまとまったお金がかかり、また空室があった場合に期待した利回りが得られないリスクや、不動産の質を維持するためのメンテナンス費用がかかるというデメリットがあります。しかし、不動産投資のスキルを学び、実際に足を運んで何件でも物件を見ることができるという不動産好きの人には向いた方法といえます。

5. 株式、投資信託などへの投資
最後に、FXや、株式、投資信託などの投資です。FX(為替証拠金取引)については、短期的な売買で大きな利益を上げる可能性もありますが、売買に失敗すれば投資額以上の損失を蒙ることもあるため、高いレベルの投資知識が必要であり、安易な実践は危険です。株式への投資は、企業の成長が株価に反映されるため、上手に銘柄を選べば大きな利益を得ることも可能です。ただし、めったにありませんが投資した企業が倒産した場合、投資額のすべてを失うこともあります。そこで、多くの株式などに分散投資を行い、リスクを軽減する投資信託に投資することも考えられます。投資信託には、色々な種類のものがあり、性格やリスクの度合いも様々なので、目論見書を良く読むことが必要です。

とはいえ、株式や投資信託は、政治や経済の話題が好きで、分析が得意という人には一番始めやすいものです。しっかり勉強し、必ずバーチャル投資で練習してから実践しましょう。

趣味や特技でプラスαの仕組みづくり


いずれの方法であれ、月に何百万円も稼げる人はほんの一握りですし、一時的に稼いでいても今後も通用するとは限りません。あくまで労働収入という、自分の労働に見合った安定的な収入を得ながら、自分の趣味や特技で少しのプラスαを稼ぐ仕組みづくりをすることが大切です。
 
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