マネーライフ
2017/12/13

生命保険見直しのチェックポイントはここを見よう

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)
家庭を持つと、今の保険は家族のために十分な保障があるのか、保険料は適切なのか、考えることが多くなるといいます。特に、若い時に親戚や友人に勧められるがまま、もしくは会社の同僚が入っているからと保険に加入してしまった人は、保障の内容もよく理解できていない傾向があります。

今回は、自分で完璧な保険を選びたいとは言わないまでも、今の保険が適切かどうか、また見直すならどのようなことを見ればいいのか、というチェックポイントを紹介します。

いま加入している保険を理解している?


自分が加入している生命保険について、保障額がいくらで、いつまで保障期間があるのか理解できているでしょうか。

保障内容が理解できていない場合の原因としては、特に必要のない時期に、親戚や友人に勧められて、または、周りが入り始めたから自分も念のため、といった理由で加入する人が多いことが挙げられます。

また、生命保険が複雑になっていることも要因のひとつです。例えば「定期保険特約付終身保険」という名前は、一見すると定期保険なのか終身保険なのか分かりづらいですし、最近の保険は他にもさまざまな特約がつき、専門家でも全てを把握するのは難しいほどです。

保険見直しのチェックポイント4つ


ここでは、適切な保険選びのための最低限知っておいていただきたい見直しのチェックポイントを4つ紹介します。

1. 保険の種類
まず、今契約している保険が、定期保険か終身保険かといった基本的な項目を確認しましょう。例えば、前述した「定期保険特約付終身保険」は終身保険の一種ですが、一定期間は3,000万円の保険金で、それを過ぎたら保障額がガクッと落ちるというものがあります。このタイプを、3,000万円が生涯保障されると誤解している方は意外と多いものです(3,000万円は一例です)。

2. 保障金額
保障金額は多いほど安心と思いがちですが、保険料が高いと現在の生活に負担がかかるので、適正な保障金額になるように調整しましょう。この際考えたいのが、生命保険以外から受けられる保障です。以下の制度から払われるお金を計算に入れ、生命保険の保障金額が高過ぎないか、検討してみましょう。

まずは遺族年金です。条件を満たせば、子どもが1人いる国民年金加入者の場合、その子どもが18歳になるまで年間で100万3,600円が支給されます。次に、住宅ローンを組んでいた場合、団体信用生命保険に加入していれば、契約者に万一のことがあった場合、ローン残高は完済されます。さらに、会社によっては社員が死亡した場合、遺族に給付金が支払われることがありますし、死亡退職金制度があるところもあります。

3. 特約
特約は種類が多く、他の保険と二重の保障をかけている場合があるので、特に見直しが必要です。多いのが、医療保険に入っているのに、医療保険特約をつけているケースです。医療保険特約の場合は、80歳までなどと期間が限られていることが多いので、医療保険の方で終身契約をしている場合は、医療保険特約は見直しても良いでしょう。

学資保険に加入している人は、育英年金という特約を付けているかどうか、確認してみましょう。育英年金とは、契約者である親に万一のことがあった場合、一定期間給付を受け取れるというものです。他にも、障害保障特約や女性疾病特約、健康祝い金など、貯金で代替できるものや、他の保障と同じようなものがあれば、積極的に見直しましょう。

4. 保険が古くないか
長い間見直しをしていない人も要注意です。夫婦2人の時と子どもが生まれた後では、当然必要保障額も変わります。人生の節目では必ず保険を見直しましょう。主な見直しのタイミングは、結婚した時、子どもが生まれた時、住宅ローンを組んだ時、子どもが独立した時、離婚した時などです。

保険は、保障額が少ないと残された家族が苦労し、保険料が高過ぎると今の生活が苦しくなるという、とてもデリケートな費用です。この機会に上の項目をチェックし、自分に適正な生命保険かどうか、ぜひ見直しをしてみてください。
 
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